待機児童問題・無認可保育所について

保育所の待機児童問題に関して詳しく解説しています。

無認可保育所ってなに?

続いて、無認可保育所について説明します。無認可保育所とは国の児童福祉法による認可を受けていない保育所のことをさします。それ以外にも認可外保育園や認可外保育所とよばれることもあります。 児童福祉法の法律の中で決められている保育所は保育をされる子供の人数に対して保育士の数や施設の広さ、そして設備が決められています。これらの基準に当てはまっていて国から認可を受けた保育園が認可保育所といわれています。

無認可保育所だからといって悪い施設ということはなく、メリットもたくさんあります。まず、無認可保育所のメリットとして保育をする理由を問われないことがあります。普通は働いていないと子供を預けることができないのですが、仕事を探していてまだ働いていない段階の人でも空きがあれば子供を預けることができます。 それ以外にも地域に関わらず入園することができるメリットもあり、認可保育所の場合には自分が住んでいる自治体に申請をする必要がありますが認可外保育施設の場合はそうではなく、他の地域の保育所に子供を通わせることも可能になります。 その理由は入園する契約は園と直接決めるので間に公的な機関が入ってくることはありません。

無認可保育所にはそれ以外にもメリットはあり、本来保育所は子供を預かるだけの施設ですが、英語やお勉強をさせてくれる施設もあります。 保育時間の中で勉強を教えてもらえることから小学校に上がった時に文字の読み書きなどで苦労をすることが少なくなることや、お稽古や習い事に行かせる手間が省けます。

無認可保育所のデメリットは全体的に保育料が高いことです。公的な認可を受けていないことからその分保育料が高くなってしまいます。